将棋・羽生竜王から学ぶ偉業に至る術
プロフェッショナル 仕事の流儀という番組をご存知ですか。
- NHKのドキュメンタリー番組。NHK総合テレビジョンで2006年1月から『プロジェクトX』の後番組として放送をスタート。 様々な分野の第一線で活躍する一流の“プロフェッショナル”の仕事や信念などを紹介するドキュメンタリー。 放送開始から2010年3月までは、.. 続きを読む
- NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 www.nhk.or.jp
これ見るのがマイブームなんですけど、先日「永世竜王」「永世七冠」を達成し、国民栄誉賞も決まった羽生善治さんの回を鑑賞しました。
人間離れした偉業に関しては多くのニュースで取り上げられているのでそちらをご覧いただきたい。
才能とは努力を継続できる力
「情熱を持って続けていくことが当たり前だと思っていたけど、それがとてつもなく難しいこと。」とインタビュー中におっしゃっていたのが印象的でした。「例えば同じことを毎日1時間、20年間続けることができる人は少ない。」と。
才能とは継続できる力であるが、では継続できる力の根源とは何だろうと僕は考えた。それは愛ではないか。僕の言葉になった途端安っぽくなったのは否めないが、大好きなことは続けられる。人によって「これなら何時間でもやっていられる!!」と本当にやった人がその道でプロになったりする。今はSNSがある分成果を発信して反応が得られるのでより、好きなことにのめりこめる環境であるなと感じます。
楽しんで取り組み、真摯に向き合っていくことが偉業への道に繋がっている、と羽生竜王から学べました。
「すごい髪型」で検索した結果。
世の中には人の想像を超えたヘアースタイルが数多に存在する。それは表現者の好みというには可愛すぎるフェチの塊。需要があるのか、再現性はどうだ、そんなことは関係ない。家に帰ってシャンプーしたら二度と戻らない刹那の結晶。表現したいから表現する。想像を形にする喜びを知るアーティストたちの叫び。
そんな ヘアースタイルが見たくはないか?見たかったらぜひ「すごい髪型」でグーグル検索してほしい。昨日の記事の参考にするためにグーグル先生のお力をお借りした時に驚愕した僕の気持ちを共有したい。
スクショだとパンチが弱いのが残念だが、「叫び」の一端を載せておく。人間の無限の可能性を感じれるはずだ。この作品群を見ていると自分の悩みなどちっぽけに感じるだろう。
プリンシューが教えてくれた働き方。
シューがワッサーと割れてその中にプリンが堂々と鎮座している、あれ!そう、プリンシューを頂く機会がありました。初めて食べたのですがめっちゃ美味しいですねあれ。美味しい。確かに美味しい。でも迷ったんです。「どっから食うのこれ」って。
スイーツ商品は美味しくて、見た目が可愛いければ良い。でも美容師が提供する技術という商品は悩みをカバーして、見た目も良くて、再現性も良くする必要がある。プリンシューは家で再現する必要が無い(むしろ簡単に作れたら売れないw)
施術者の自己満足ではなくお客様のやりやすさを優先した仕上がりを目指すべきだよな、と美味しいプリンシューから改めて考えさせられました。
爪から見る髪のコンディション
髪と爪には共通点があるのはご存知でしょうか。
どちらもタンパク質の一種のケラチンで構成されており、機能としても身体(の一部)を環境から守る目的があります。
構成元が一緒なので爪の状態が悪い=髪の状態も悪いという事が言えますので食事から良質なたんぱく質が摂れていない、などの可能性があります。または、貧血気味で健康に保つために必要な鉄分やミネラルが不足しているかも…。
爪が割れやすくなったり縦線が入っていたりして、爪の調子が悪かったら「もしかした
ら髪の毛も!?」と、ケアを重視したライフスタイルにチェンジしてみてください。
ワカメで髪が伸びるのか。
褐藻網コンブ目チガイソ科の海藻、ワカメ。
よく「髪の毛を早く伸ばすためにはわかめを食べると良い。」という話を聞いた事ありませんか?あの話は実は医学的根拠の無い俗説です。
髪の毛が健康に生えてくるために必要な栄養である、タンパク質、ミネラル、ビタミンを多く含んでいるため 「髪に良い」のは間違いないですが、それによって早く伸びる事はありません。
バランスのとれた食事ができていないと髪の毛が伸びるのが遅くなったり、毛先が切れたりしてしまうので わかめのような健康的な食べ物を含む食事を心がける事によって、以前よりは早く伸びたように感じる事はあるかも知れません^^
何か一つを食べ続けるというよりは食事・睡眠・運動など日々の生活週間を見直す事が結果的には髪の健康に繋がります。
オーバーワークは蟹トマトパスタ。
美容師の業界というのはまだ昔ながらの体育会系のスタンスのところがちらほらあったりして、営業後深夜まで練習するぞー!とかやってるところもあるみたいです。
自分はそういうノリは嫌いじゃないんですが、女性のスタッフが圧倒的に多いうちみたいなサロンだとそれを強制するのは、ちとナンセンスで 夜の練習をする時は必ず時間を決めて行います。
「ここまではやらない」を決める。
ずるずると無制限に練習をしていては実りある学びにならない。
「今日はこれをできるようにしよう!」と1つずつ成果を積むことが力になっていきます。1時間と決めたら1時間以内に手を止める。リミットがあることでフォースを引き出すのです。
寝ないで仕事しようとしたら、旦那さんが「自分に甘えちゃダメ」と。「寝るほうが甘えでは?」と私が言うと「『できなかった』という結果に向き合わないのは甘えだよ。もう今は寝る時間。続きは朝にやろう。間に合わなかったら怒られるしかない。それが自分の実力に向き合うってことだよ」とのこと。
— 坂口ナオ(ぐっさん) (@skgc_n) 2017年11月14日
夜はちゃんと寝た方が良い。
自分が身をもって感じた体験談なのですが、ヘアセットの練習に熱が入りすぎて完徹した日がありまして。合間でその時ふとブログのネタが思いついて、いつもストックしてるメモアプリに書いておいたんです。後日、見返して戦慄しました。
ハリーポッター、あー、うんうん。
ん?
「蟹トマトパスタ 蟹様」て。
・・・
全く意味が分からない。
ブログにしたところで全く面白くないことが容易に想像できる。
こういうことだ。ちゃんと寝ないと良い成果は出ない。健康ファースト。
あえてカッコつけずに自分の失態を発信することによって、もう誰にも蟹トマトパスタの悲劇を繰り返して欲しくない という僕の願いよ、世界に届け。
お客様に美容師を“ジャケ買い”してもらう
例えば、「好きなバンドのCDを購入する」時って、そのバンドが好きだからCDを買うと思うんですけど、音楽というコンテンツ自体が好きな人は、店頭でCDを品定めして購入しますよね。CD自体を聞く前に、見た目とか雰囲気でビビッときた!でそのまま買っちゃうあれ。いわゆるジャケ買い。あれを美容師は狙っていかなきゃですよね。
全然担当してもらったことないけど、なんとなく上手そう!とか感性が合いそう!髪をやってもらいたい!って思ってもらう。ためにホットペッパーの充実はマストなのです。
ホットペッパーの充実とは。
例えばの話スタイリストページに不誠実な内容だったりセンスの無い写真(全部自撮りとか)が載ってたらお客様ドン引きなので注意。
逆に「休日は紅茶とクラシックを嗜み、最近ではお花が趣味です(男性)」
みたいなスカしてるし嘘くさいのもキモいのでやめた方が良いです。
意外と見られているSNSページ
最近の大学生ぐらいの若いお客様に多いのが Facebookやツイッター、Instagramを探してみてくれているパターン。公開設定によっては投稿内容は注意が必要。
以前Facebookの自分の属性を書き込むページに「恋愛対象の性別」という項目を自分の性別と間違えて「男性」と回答してしまったことがあり、お客様に「永田さんて…男性が好きなんですか??^^;」と確認される事案が発生した僕です。
(聞かれるまでの5年間その設定だったため変なDMが送られ続けました卍)
美容師としてのジャケット(内容を想像させる見た目)は整えておきましょうという話。適当な内容だったり写真がキモかったりしたら変えていった方が良いでしょう。
・・・
うん、変えよう。