恋の魔法にかかっているのか。
昨年見逃したファンタスティックビーストを視聴した。
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2017/10/18
- メディア: Blu-ray
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ハリー・ポッターシリーズは炎のゴブレットまでしか見ておらず、ついていけるか不安ではあったものの、iTunes Storeのレビューに、その点は大丈夫という旨のコメントを見つけたのでレンタルすることにした。
感想としては大満足。魔法生物やトランクの中の空間などこんなにワクワクする世界観は流石だと思ったし、主人公のニュート(エディ・レッドメイン)の着こなしやヘアスタイルがカッコええ。コリン・ファレルの渋い出で立ちもツボ。吹き替えも艶のあるイケボでグー。
登場する魔法生物も可愛いかったりおぞましかったりコミカルだったりするのだが実在してしまいそうな存在感を持っていた。
2時間超、魔法の世界に浸っていた俺は鑑賞後ふと現実に戻り、これから忘年会だということを思い出し急いで着替えて電車に乗った。
ーこの後 俺は魔法を目にする。ー
満員に近い密度の電車に乗ったがなんとか座れた。目の前に大学生の男の子とその後輩らしき女の子が吊革に捕まり会話が始まった。話し声が聞こえて来る。少し飲んでいるのかむっちゃ声がでかい。
男「〇〇ちゃんさ、△△のこと好きなん?」
女「違いますよー私は先輩のことが好きなんですー!」
後輩の女の子が冗談っぽく好意をほのめかし、上目遣いをする。
何やら面白い茶番が始まったようだ。両サイドの席をチラっと確認したが、仕事帰りのスーツの紳士がそれぞれ一人づつ。スマホいじってるけど多分聞き耳立ててる。
男「おー、まじかー。あざすw」
女「そうですよ^^」
余裕を醸しつつも嬉しそうな先輩。これには左隣の紳士も思わず「んん゛ッw」と咳払い。しかし次のやり取りで先輩のその余裕は消え失せる。
男「じゃあ、俺と付き合ってみる?www」
女「はい!是非!(真剣)」
( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)←俺と両隣の紳士
男「え!???まじで?????」
女「よろしくお願いします////」
何が起きているんだ。俺の目の前でラブコメが始まっている。 YouTubeか?YouTube開いちゃったか俺??目の前でカップル成立してるんだが。いやしかし 色恋というのはよく魔法に例えられることが多い、言わば奇跡みたいなもんで、あぁ俺はきっとファンタビの続きを見せられているのだと思う。
映画ファンタスティックビーストの続編は来年冬上映予定。